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ドイツかぶれの徒然

英語が嫌いで気づいたらこうなっていた。最近は「君の名は。」ネタばかり書いていてタイトル詐欺

ユーフォIIのサントラ

今日届きました。聞きました。

 

Disk3の三日月の舞がすごいよ !なにこれ格好いい!

 

アニメでの関西大会の演奏は、作画の神具合に隠れてかしりませんがあまり突っ込まれることはなかったと思いますが、少し物足りなく思っていたんです。なんだか金管楽器が自己主張しすぎで潰し合ってる感じがして。

でもそっちがプロのプレイヤーが参加した演奏で、アニメ未使用の全国銅賞版のほうが洗足メンバーのみなんですよね。

思うに、関西大会版は急に集合してちょっと合わせただけだったんじゃないかな。洗足のメンバーも遠慮があって、なんかバラバラな感じなあの演奏が出来上がってしまったんではなかろうか。

アニメ本編ではそっちを使わないっていう訳には行かないのだけど、納得が行かないからいつものメンバーで快演できるまで録ったのが全国銅賞版といったところではないでしょうか。

全てのパートが引き立てあっていて、輝いていて、洗足オリジナルメンバーが自身を持って世に出してきただけはある素晴らしい演奏だと思います。

ちょっと前のめり感もありますけど、吹奏楽ってそういう感じでなんぼだと思うなw

だけど、「銅賞演奏」と銘打ってるのはそのあたりが原因なのかもしれませんね。

まだまだ演奏団体はこれからも増えていきそうなので、もっともっと三日月の舞がアニメ曲の枠を超えて流行ってくれるといいなと思います。

 

追記がてら:ブックレットのネタバレみたいな話ですが、チャイ4が出てきたのはハルヒからのつながりだと思っていたので全く関係なかったというのが意外でした。ロシア曲に偏りまくってたのも選曲担当者の趣味だったんでしょうかw

Transport Fever発売! と近況

もう一週間以上前ですが、待ちに待ったTransport Feverが発売されました!

いやーもうその数日前から待ちきれなくてですねー

 

なぜかcities:skylines購入してました

 

ちゃんとTpFの翻訳作業もお手伝いしています。ファイル化を取りまとめてくださっている方の尽力のおかげもあり、フリープレイモードはほぼ日本語でできるようになりました。順調に行けば今日中にはチュートリアルも日本語でできるようになります。

 

でですね、あとは週7回ユーフォみてます。みぞれ編は希美が素直かわいいで楽しみだったのですが、あすか編はちょっと色々連想するものがあって辛いです。

昨日一昨日は凪あすの一挙みてたのでその余韻が残ってて、サントラずっと聞いてたりします。

うん、なんかこんな近頃です。

新PCについて色々

新PCを稼働させて一週間近くたちました。キャプチャーボードの移設も無事完了、今までの録画データもちゃんと再生することができて狂喜乱舞しました。

ただDVDへのダビングがどうやらできなくなってしまい・・・これだけWin10非対応なのかな? magicTV付属の書き出しソフトではなくDirect Disc Recorder経由ならなんとかなるみたいなので暫くはそれを使います。

というか、書き出し機能って期限があるんですね。ふーむ。将来どうするか。ボードが壊れない限りHDDもPCも乗り換え続けることはできますが・・・・・・

 

さて、録画用マシンとしては夜中ずっとスリープ状態で置いておく機会が多いのですが、よく勝手に復帰してしまいます。イベントログから辿って毎夜毎夜原因を一つづつ潰していく日々。今までに対処したのは

・magicTVの番組表更新による復帰

ネットワークアダプタによる復帰

・Maintenance Activatorによる復帰

・休止状態になるときに一瞬復帰するので休止状態自体を機能停止に

かな。これでもまだ原因不明の復帰があるのでまだ要調査かも。

休止状態にすればいいんじゃという声もありそうですが、休止状態からだとmagicTVが動き出すのにどうやら7分かかるようなので、5分前に復帰されても録画に間に合わない。

まぁ静かなマシンなのでたまに夜中に動き出すのも我慢かな。そもそも録画する時は動くんだし。

 

一方、新PCにしたんだからゲームもこっちでやろうと思ったのですが、Train Feverがよく落ちるようになってしまった。

前ゲームに使っていたのは実はモバイルノートだったのですが、それより落ちやすいってどういう・・・・・・

グラフィックが固まってからアプリケーションを強制終了させるまでの時間が短い?

Transport Feverの予約販売も始まったというのに、先行き不安です・・・・・・

※追記:グラフィックのドライバを最新版より一つ前に戻すことで解決。最高画質でもサクサク動いてます。Intel HD 530だけど。なかなかやります。さてTpF予約ポチー

「ハード ディスクの問題が検出されました」

やっと秋の風が吹き始めた今日このごろ、録画用マシンをスタンバイから復帰させようとしたら、なぜか休止状態に入ってしまいました。

しばらく待ってからもう一度電源ボタンをおすと復帰してくれたのですが、数時間後に件のエラーメッセージが。Cドライブが壊れかけているとのこと。

7年近く頑張ってくれたマシンで、Cドライブの稼働時間も3万時間近くになっている。流石に寿命と思いバックアップをとりつつも、暫くすると疑問に思えてくる。

あれ、なんか快調に動いてね?

よりにもよってユーフォ二期が始まった所なので録画し即DVDに焼いてみたり、Cドライブ内のデータをほぼ全て吸い出してみても、HDDから異音がするわけでもなく読み出しエラーが起こるわけでもなく。

一通り重要なデータを救出してから、Crystaldiskinfoを入れてみたりchkdsk走らせたりしたが、至って正常。

誤検出? と思い翌日も普通に使っていたら、やっぱりスタンバイから素直に復帰せず、また同じエラーメッセージが表示された。

諦めて新PCを購入することにしましたが、どうにも釈然としない。

ハードディスクのエラーをWindowsは表示しているけど、症状的には電源がヘタってきたのでは?

数年前に異音を発してファンが一つ停止して以来、PCの温度は多少高めで50度台くらい。真夏には二三度オーバーヒートさせてしまった。

そして、気温が下がってくると電圧が上がりにくいらしく、あまりにタイミングがあっている。

こういうこともあるのかな?

どちらにしても録画用として継続使用するのは苦しいので、昨日届いた新PCにぼちぼちと移行することにします。お陰でTransport Feverも快適に遊べそう。

しっかし、よりにもよってユーフォ二期始まってから壊れるなよ!

新海誠次回作を大胆予想(妄想)

祝!興収100億円突破記念

いやまぁね、新海さん自身がキリキリ舞いしてるであろう時にこんな話をするのもなんだけど、割りと気になる人多いみたいじゃないですか。

一応、新海さんの発言としては「次もサービスに徹した作品」「待って頂いている仕事がある」「雲の対流境界面を舞台にして何か作れないか」という発言がありますが、恐らくそれぞれ別の作品として仕上がってくると思います。 恐らく次の長編作の前に、CMなどの短編作を幾つか作られるのだと思いますので最後のはそこに反映されるんじゃないかな。

で、この記事は新海さんの直近の発言とは全然別に、今までの作品の傾向から予想を立てようという話です。

 

1.長編になる

これは多分間違いないと思います。今まで長編と短編を交互に作ってきたという印象の新海さんですが、これは意図してそうしたわけでもないと思います。

まず『ほしのこえ』までは個人制作だから短編になるのは仕方ないですよね。『雲の向こう』は45分程度のつもりがあれよあれよという間に90分作品に。それで制作体制を管理しきれなかった悔みから、『秒速』は短編三部作という形に。『星を追う子ども』は満を持しての120分作品でしたが、残念な結果に。そして『言の葉の庭』45分、これも元々上映の予定がなかったことを考えると長い方です。

長編で思うところがあって短編に戻る~を繰り返してきたので、『君の名は。』で成功した今は次も堂々と長編で来ると思います。資金面の問題もまずないでしょうし。しがらみが増えるのは怖いですけど。多分本人もそれを恐れてますし。

ただ、今作も本人曰くなるべく短くしたらしく、脚本段階の計画から11分ほど減っているらしいです。次回作も90分~110分くらいかな?

 

2.過去作との共通性は続きながらもマンネリは避ける

君の名は。』のあちこちに過去作のセルフオマージュ、あるいはかつて使った手法の再用が見られます。むしろイース以来のすべての作品に何らかの関連性があると言える程。

星を追う子ども』はほとんど過去作との関連がなかったので、次も全く新しい要素だけで固めるよりは、まだある引き出しを有効活用していく方向じゃないかと思います。

一方で『君の名は。』がこれほど有名になったのですから、「あ、これ前にもみた」となっては困るので、過去作で使われた要素のうち『君の名は。』では使われていない要素、が盛り込まれる公算が高いかな、と思う次第です。

具体的に挙げていきましょう

・巨大メカorミリタリー

ほしのこえ』『雲の向こう』『秒速』『星を追う子ども』で登場。これまで美しい背景の中に壮大な塔や、宇宙船、飛行機が描かれました、そしてなんといってもロケットの打ち上げシーンは圧巻。『君の名は。』での彗星描写も壮大さでは近いものがありましたが、次はメカメカしいものが出て来きてほしいなぁ。

・雨

言の葉の庭』でさんざんやったためか、『君の名は。』ではあまり雨が降りませんでした。御神体に行くシーンと、あとラストシーンは雨上がりでしたね。でもひょっとすると次は雪かもしれません。新海さんの原体験の一つであろう小海の厳冬は、『雲の向こう』『秒速』以来登場していませんので。

・猫

新海さんと言えば猫! というぐらいだったのに、『君の名は。』には登場しなかったんですよね。割りとビックリしました。代わりにテッシーに懐いてた犬がいましたね。次回はチョビとミミの再登場に期待大。

・異世界描写

異世界を舞台にした『星を追う子ども』はもちろん、夢幻の世界はそれ以前の作品にはよく出てきました。ただ、『星を追う子ども』の異世界設定はちょっと私もついていけなかったので、また夢の世界みたいな幻想的な世界を壮大な背景で描いてほしいかなぁ。

 

うーんもっとありそうだと思ったけど、予想以上に『君の名は。』でも出てきたなーって要素が多くて見つけづらいですね。

 

3.定番は定番に

定番といっても、『星を追う子ども』はほとんど定番から外れてるんですよね。やっぱりあれはちょっと毛色が違う。

・電車

ひたすら定番。実は『クロスロード』の渋谷川神田川の場所って前から好きでした。

新海作品の鉄道には「日常の描写」としての役割と「奇跡を演出する乗り物」としての役割があると前書きましたが、ホームで登場人物が佇んだりベンチに座っているときというのは「運命の到来を待っている」ということを暗示してるのだな、と最近思うようになりました。『はるのあしおと』『ef』『クロスロード』……そして総武線を待つ三葉もです。でも踏切はもう勘弁(秒速トラウマ)

・空と雲と星

これも言うまでもない。新海作品の代名詞。よく過去作を見れば空が緑色だったり黄色だったりすることもあるんですよね。アニメでは空が青いということも、青くしようという意図なしにはできないのです。

・引き裂かれる二人

これまた『星を追う子ども』だけはわかりにくい。あれはモリサキ先生が主人公なんだよね?

しかし時間、精神的な距離、物理的な距離、夢の世界、死別、職業倫理の壁と色んな引き裂き方をしてきた新海さんですが、これまた最後以外は『君の名は。』にぶち込んできました。次は一体どんな引き裂き方を……

・MV的手法

別にRADが初めてというわけじゃないんです。『ほしのこえ』も『秒速』もMV的に曲に合わせた映像の作り方をしてます。それに各種OPやCMの多くがそういう作りであることを考えると、むしろMV的な手法は定番に入れる事ができるでしょう。

多分次もタイアップしたいという魑魅魍魎が沢山現れるでしょうが、相性のいい音楽担当者と組んでくれることを願います……天門さん帰ってきてー。あ、でもやなぎなぎさんの主題歌ってのも聞きたいかも。

 

これももっとあるでしょうがこんなところで。詩的なモノローグも個人的には好きなんですが一般受けしないだろうし減る一方かなぁ……

 

4.舞台は海外に?

これはもう大胆予想。というのも、最近新海さんは顔が売れすぎて近所も歩けないほどらしいのでw 海外逃亡説が出てるのでひょっとしたらと思います。

過去の新海オリジナル作品で海外が舞台のものはないですね。BSFがイタリア舞台なのはどっからどーみても相田先生の趣味だろうし。星を追う子どもでちょっとだけ海外っぽいシーンがありました。あとは大成建設

もし海外ロケハン中心になるなら、以前も新海さんが行っていたロンドンが最有力候補かな? 是非ドイツ行って下さい

※ほんとに今ヨーロッパ訪問中みたいですね。ミュンヘンも立ち寄られた様子。どうやらスペインで映画祭に出品しているよう… 

 

5.フェチ成分は増える

いいぞもっとやれ誰か周囲の人止めてあげて

 

最後に、長々書きましたが内心ではこれらの予想を全て裏切る驚きの作品を期待しています(ハードル爆上げ

改めて「君の名は。」の大ヒットを考える。

ワケガワカラナイヨ
なんか三週目の土日も前週越えだとか、二位以下と動員数が一桁違うとか、意味不明なヒットを続けている『君の名は。』。今日あたり『シン・ゴジラ』の興行収入を越えるとか。どうしてこうなった……
まぁ、自分はシンゴジのほうはどうせテレビでやるだろうと思って見に行ってないんですけどね。
ということで、以下は専門家でもない新海信者による、この現実をどう認識したらいいのかうだうだ理屈を捏ねた過程の記録です。

 

1.なんで特撮とアニメがワンツーフィニッシュなのか
以前までは、「なぜ新海作品がいきなりここまでウケたのか」と考えていたのですが、ここまでくるともうなんか違いますね。この問いから始める必要があるかと思います。
これは主に技術の進歩の側面から言えると思います。一方には家庭用のテレビがどんどん性能が上がって、映画館で見る必要性がどんどん薄れて来たこと。これはもう前からなわけで、だんだん映画全体が低迷していくのも仕方ない話。
他方その中でわざわざ映画館に映画を見に行く理由って、「作品世界への没入感」を求めてるからだと思うんですよね。特撮技術とアニメ技術は年々進化していて、その需要に応える力を磨いてる。(特撮のない)実写映画なんてジャンル、私にはもう業界のしがらみと惰性だけで続いてるようにしか見えません。
創作物である以上はその作品世界は何がしか虚構であるわけで、そこへの没入感を高めるためには、画面いっぱいを虚構で埋め尽くさなければならない。しかし同時に現実感を持たせなければならない。特撮だと前者に苦労があり、アニメだと後者に苦労があることになります。
新海作品が映画として高く評価されるのは、定評ある美術と音声で極めて現実感の高い虚構世界を作り上げるからと言えるでしょう。シンゴジ見てないけど、そっちも虚構のディティールに拘ってることは聞こえてきますし。
ちなみに、同じ論法で時代劇にはまだ未来があると私は思ってますよ。『武士の家計簿』とかの路線が好きですね。あとは虚構の量と現実感のバランスをどうとるか、です。

 

2.なんでこんなに想定外のヒットなのか
幾つか考えられるんだけど、一つにはやっぱり宣伝。それなしには前作からのこれほどの跳ねっぷりは説明できない。けど、他の作品と比べてそう宣伝が多かったとも思えないので(まだテレビでCM見てないんですよ。天然水は見たけど)、ここまでのヒットになった要因は他に求められなければなりません。
よく言われているのは中高生の口コミ効果の絶大さでしょう。で、それを説明するのにさらに二要因を考える必要があって、その一つは語りたくなる、お勧めしたくなるストーリーの妙。まぁそこは他のネタバレ記事に譲るとしてですよ、もう一つは若年層の総ライトオタク化。少し下の世代の話を聞くと、信じられないほどみんな深夜アニメ見てるんですよ。ジブリ亡き後()の世代に中高生やってた彼らは、子供向けアニメの次に見るものがいきなり『とある』『Fate』『物語』などのシリーズだったりする。
けど中高生は深夜アニメの主な収益源であるDVD購入には手が届かないから、商売上の数字には現れてこない。だから東宝の中の人もここまで巨大な潜在需要があったことには気づいてなかったはずです。今後この層狙いで商売するアニメは増えるだろうけど、さて、中高生を子供と馬鹿にせずに満足させた上で、口コミを爆発させるだけのものが作れるかどうか。

 

3.ほかの人でもこの仕組は真似できるのか
できない(断言
口コミが爆発するにも起爆剤がいるわけで、そこは新海さんのコツコツ積み上げてきた名声が功を奏したとしか。新作の特報が出た時点で地球の裏側で話題になる映画監督、今の日本には他にいないんじゃ? (パヤオが復帰したらそりゃ話題になるだろうけど)
今までは宣伝されてなかったから大ヒットしなかったという言い方もできるけど、逆に言うとゴリ押し宣伝や大ヒット作もないのに、なんだかんだと知名度がじわじわ上がってきていたのがすごいと思う。
やはり『秒速5センチメートル』が9年前のインディーズアニメにも関わらず未だに各所で話題になるのはすごい。そしてそれは、ニコ動でエンコテスト用動画扱いされていたように他の追随を許さない破格の美麗さと、核クラスの鬱爆弾として知られる破壊力あるストーリーを兼ね備えているから。とにかくこの二点では突出して並ぶものがない作品でしょうよ。
秒速は絶対、劇場で見たなんていう極小数の人より後からネット動画だとかレンタルだとかで見た人のほうが多いと思う。ついでに、秒速って『君の名は。』で新海さんを知った人にはとりあえずはおすすめできない。けど、『君の名は。』より後に秒速を見た人の感想ってものが一度見たかったりする。例外なく精神破壊されてそうだけど……
何しろこれほど売れない、けど長年にわたって話題に上るような強烈な作品が出てきた背景には商売抜きで新海さんに好き勝手作らせていたコミックス・ウェーブminoriの存在が大きいと思う。にも関わらず、minoriと決別したあと(※)の『星を追う子ども』は少なくとも商売的には大失敗だった。結局、足フェチ映画『言の葉の庭』でやりたいことをやる路線に戻ってきたけど、数年遠回りして「知る人ぞ知る」だった状態が長続きしたことが、今回の人気大爆発につながったんだろうなぁとも思う。
ここまで揃っていたら、やっぱりこの大ヒットも必然だったのかな……って気になります。まぁ関係者含め、誰も予想していないことではあったでしょうが。まぁ誰も真似できないですしするべきじゃないですよ。

 

なんたって映画一本使って口噛み酒フェチとか言う新ジャンルを日本中に布教してしまったのですから……

 

※『星を追う子ども』の制作協力にminoriの名前がありますので、この点は言いすぎたかもしれない。ちなみに酒井伸和さんの名前もあります。とはいえ、秒速までとは関係性が大きく変わったのは事実かと思います。

君の名は。と昔のminoriOP

 

やっぱスパム終わらないっぽい。

新海さんの作ったminoriOPを見ていたら、こんなものを見つけた。

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どうやら「はるのあしおと」のオープニングはこっちらしい。1:08からのシーンがデモムービーと異なる。

この「線路から踏み出すことで自由になる」「電車を降りて自力で道を切り開く」モチーフは「君の名は。」のラストシーンまで続いていくものだし、こんだけ動かしてる絵なのに埋もれさすのは勿体無いですよminoriさん……

同時期制作の「雲の向こう」でヴェラシーラが線路から飛び立つのも、単に格好良いからじゃなくて意味があっての選択だったのかなと思えてくる。

他の人も「はるのあしおと」と「君の名は。」を比較してたから被りになってしまうけど、都会と田舎の対比や目覚めのシーンはよく似ている。ただ、都会の代表格がまだ中央快速線201系ってのが時代を感じるところですね。ホームで佇む少女はもはや定番。というか佇まなかった作品の方が珍しい。

実は新海さんが鳥居を描いた最初の作品? とも思ったりする。未プレイなのでストーリーに絡むのかわからないんだけど。カーブミラーに写り込んでます。よく見るとガードレールの反射材とか、道のディティールがすごい。キャラはこの頃のエロゲ絵なので浮いてる感もあったりしますが。

最初と最後に出てくる小学校は上田の旧西塩田小学校……だったはず。「雲の向こう」にも出てきますし、「君の名は。」で消滅した建造物として紹介されている中の四葉の通ってた小学校も同じ所がモデルじゃないでいでしょうか。どうやら糸守の建物は旧作の聖地からかなり引っ張ってきてるみたいなので。

なんといっても傘を開くシーンが有名なOPだけど、今になって細かく見れば見るほど見甲斐のあるショートムービーです。

 

これが書きたかったがための記事なので後は蛇足みたいなもんなんですが。

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efのOPも同じように見ると、落ちると昇るの差があれどひたすら空のシーンから始まるところ、人物のアップから引きながら回って遠景になるところなど、カメラワーク的にはやっぱり原点なんだろうなぁと思います。ひたすら夕暮れ時ですし。カタワレ時の盛り上げ方はこのOPを思い出しました。

細かいところだと久瀬がヴァイオリン弾いているところで月の半分が紙飛行機に隠されます。半月は「君の名は。」で超頻出でしたね。あと壊れた街の道路に佇むシーンが、糸守の道路に似ている印象が……あんなに上下の勾配が連続する道路って不自然じゃないですか。普通は上るなら上る、下るなら下るをなるべく長く続けようとするはずで。

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後編のほうだと、水の描写が急激に進化してます。雨は「言の葉の庭」でほぼ全編通してやったから今作だとあまり凝ってなかった感じもしますが、二人の再会はやっぱり雨上がり。そして、口噛み酒トリップの最初のところの表現にも通じるものがあります。あとは、手を伸ばすシーンでしょうか。

efのOPは新海さん制作というより、新海さん監督作品なので、個人のテイストは若干薄れているのかもしれません。

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はるのあしおと」より前の「Wind」だと、より新海さん個人で作ってる感があります。新海雲の初登場かな? 空だけで季節の移り変わりを表現するシーンも出てきます。

個人的に注目したいのは信号。ちゃんと路面電車の到着に合わせて動作するんですよね。腕木信号も出てきますし。この信号に対するこだわり、「雲の向こう」「秒速」と出発反応信号を登場させたりしたところにつながりますし、「君の名は。」だと信濃町の歩道橋のシーンですね。

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これはminoriの初作品ということで、新海さんの独自色が出てるところはさらに少ない気がするのですが。でも、星が降るシーンありますね。

というより、これ相田裕GUNSLINGER GIRLの)がキャラデザなのか……! 昔minoriに関わってた人豪華すぎ……!

 

新海さんの旧作品として、表のメディアでは意図的に無視されるminoriゲーのOPですが、新海さんのテイストが濃ゆく濃ゆく詰まっているので是非見てください。

特に「はるのあしおと」とZ会の「クロスロード」は必見ですよ!

 

※なんか誤解に基づいて書いたことが広がりを見せつつあるので修正。